食物繊維たっぷり-鶏団子とキャベツのお鍋
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは、「腸活」です。
調理時間の目安:15分
材料/2人分
| 鶏ひき肉 | 150g |
| 豚ひき肉 | 100g |
| キャベツ | 1/4玉 |
| 卵 | 1個 |
| ネギ | 1/2袋 |
| 水 | 50cc |
| 生姜 | 小さじ1 |
| オオバコ(サイリウム) | 小さじ1/2 |
| 塩 | 小さじ1/2 |
| 黒胡椒 | 10ガリガリ |
| ゴマ | 少々 |
| ▼鍋のつゆ | |
| 出汁パック | 1袋 |
| 水 | 600cc |
| 本みりん | 大さじ3 |
| 薄口醤油(または白だし) | 大さじ3 |
| 濃口醤油 | 小さじ1 |
※オオバコ(サイリウム)は、ドラッグストアで買えます。薬草のオオバコの種子の皮で、食物繊維の塊です。片栗粉の代わりに入れると、粘り気が出て、もっちり山芋を入れたような食感になります。
作りかた
- キャベツは3センチ角くらいのひと口サイズに切る。
ネギは3センチ幅に切る。生姜はすりおろす。 - ボウルに豚ひき肉、鶏ひき肉、卵、塩、黒胡椒、すりおろし生姜、水を入れてゴムベラでこねる。
全体が混ざったら、オオバコ(サイリウム)を加えてさらに練る。 - 鍋つゆを作る。鍋に、水、出汁パックを入れて火にかける。
沸騰したら、薄口醤油(白だしでも可)、濃口醤油、みりんを入れる。再度沸騰したら、出汁パックを取り除く。 - 鍋にスプーンですくいながら、肉団子のタネを鍋に落とす。(スプーンを2本使うと落としやすい)
キャベツを入れ、しんなりするまで煮込み、ネギとゴマを飾ってできあがり。
ポイント
肉だねが緩いかな?と思うけどオオバコ(サイリウム)を入れると食物繊維が水分を含んで、見る見る粘り気が出てもったりしてくるので、まんべんなく混ざるよう、しっかり混ぜてください。
宮成先生のお料理コラム
何もやる気が出ない…そんな時のお助けレシピ
ちょっと前に流行ったオオバコ(サイリウム)。水溶性と不溶性の食物繊維繊維を豊富に含むスーパーフードで、料理や米粉パン作りに使われます。
オオバコ(サイリウム)を片栗粉や山芋の代わりに、ほんのちょこっと混ぜて使うと、もっちりいい感じの粘り気を出してくれて、鶏ひき肉の肉団子がパサつかず、失敗なしで作れます。
また、食物繊維が水分を含んで膨れるので、この肉団子を食べてしっかり水分を摂ると、翌日の快腸度合いがすごい!根こそぎごっそりという感じ。
食物繊維が豊富なオオバコ(サイリウム)とキャベツとのダブル効果で、美味しく温まりながらデトックスしちゃいましょう。















