アフター更年期におすすめのハーブ
ハーブのある暮らしで、毎日に彩りを。
ハーバリスト 岩橋たか子先生が綴るコラム「ハーブの庭」。
季節のハーブのおはなしやアレンジレシピなどをご紹介。
今回は、閉経後「アフター更年期」にオススメのハーブのおはなしです。
ハーブで始める閉経後のセルフケア
閉経後の健康維持には、特別なことを一度だけ行うよりも、日々の小さな習慣を続けることが大切です。まずは、閉経後の毎日のハーブティー習慣に取り入れやすい4つのハーブをご紹介します。
ネトル

ミネラルを含むハーブとして知られ、閉経後のからだづくりを考える時に取り入れやすいハーブです。毎日のハーブティーを通して、「ミネラルを意識する」きっかけになります。
スギナ

ケイ素を含む植物として知られ、骨・髪・爪・肌の健やかさを意識したい方に取り入れやすいハーブです。ネトルやレモングラス、カモミールなどとブレンドすると飲みやすくなります。
ローズヒップ

ビタミンCを含むハーブとして知られ、ほどよい酸味がブレンド全体を明るく整えてくれます。ネトルやスギナのようなミネラル感のあるハーブとも相性がよく、毎日のお茶を続けやすくしてくれる存在です。
ここまでご紹介したローズヒップやネトル、スギナについては、以前のコラム「骨粗しょう症世代に寄り添うハーブのある暮らし」でも紹介しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
また、ネトルを中心に、スギナやローズヒップを少しずつ加えると、味わいのバランスが整い、毎日のハーブティーとして取り入れやすくなります。
※ハーブは医薬品ではなく、日々の健康維持を目的としたセルフケアのひとつです。腎臓に疾患のある方、利尿薬を服用中の方、妊娠中・授乳中の方、治療中・服薬中の方は、自己判断での継続的な使用は避け、専門家にご相談ください。
セージ-ほてりや汗が気になる時期に

ネトルやスギナ、ローズヒップのように、毎日の土台づくりに取り入れたいハーブがある一方で、閉経前後から閉経後にかけて気になる不快感に寄り添ってくれるハーブもあります。
そのひとつがセージです。セージはすっきりとした香りを持ち、古くから暮らしの中で利用されてきました。
急に顔が熱くなる、汗をかきやすい、夜中に汗で目が覚めるといった更年期特有の不調には、セージの清涼感のある香りが気分を切り替える助けになります。
ただし、セージは香りも働きもやや強めのハーブです。毎日たくさん飲むというより、気になる時期にブレンドの一部として少量使うのがおすすめです。ペパーミントやレモンバームを合わせると、すっきりとした印象のブレンドになります。
※妊娠中・授乳中の方、てんかんの既往がある方、治療中・服薬中の方は、濃い抽出液や長期・多量の使用は避け、専門家に相談すると安心です。
閉経後のセルフケアは、日々の小さな積み重ねから
閉経後の健康維持は、何かひとつの方法で解決するものではありません。
食事、運動、睡眠、休息、そして自分のからだに目を向ける時間を、日々の暮らしの中に少しずつ重ねていくことが大切です。
睡眠と気分の揺らぎに「リラックスハーブサシェ」

閉経期には睡眠問題や気分の変化、記憶・集中力の低下を感じることも。睡眠不足になると、気分や集中の不調がより強く感じられることもあります。
ハーブで簡単につくれるサシェの優しい香りは「リラックスのスイッチをいれる」サポートになることでしょう。お庭で育てたハーブや花、好きな香りのドライハーブを小さな袋に詰めて、枕元に置いたり、気持ちを整えたい時に香りを楽しんだりするのもよいでしょう。
※ハーブ例:ラベンダー、ローズ、カモミール、レモンバーベナ、リンデン等
素敵なハーバルライフを














