グルテンフリーのエナジーボール

ココロとカラダに、笑顔をプラス。

料理研究家宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。

この記事を書いた人

料理研究家宮成なみ先生
＊楽しい食卓株式会社代表

16歳で現代の医学で治すことのできない難病を発症し、社会復帰断念を宣告される。
唯一、進行を遅らせる方法が『食餌療法』だという医師の言葉に食の可能性にかけ、7年半の闘病生活の末、見事社会復帰を果たす。

金なし、コネなし、資格なしの中、「食べものは明日の未来を創るもの。すべてはおいしいの笑顔のために」をモットーに27歳で料理研究家となる。
現在は、食品開発アドバイザーや、食育講演会、メディア出演など行っている。

今回のレシピテーマは「エイジングケア」です。
調理時間の目安：15分

材料／8個分

ココアパウダー	大さじ1
ココナッツチップ（あれば）	少々

甘さはデーツの数で調整できます。甘めが好きな方は、デーツ15粒で作ってください。
ビターが好きな方は、材料のココアとピーナツバターを「無糖」のもので作ってみてください。
作ってすぐよりも半日～1日置くと、ココアが馴染んで味にまとまりが出てきます。

エナジーボールとは、ビューティーボールとも呼ばれ、カリウムや食物繊維が豊富なデーツや、若返りビタミンと呼ばれるビタミンEの豊富なナッツなどの天然素材を使い、非加熱で作るスーパーフードです。

さらに混ぜ込んだココアには、抗酸化作用のあるカカオポリフェノールが豊富です。
カカオポリフェノールは体が酸化することで起こる老化や血管の老化、そしてシミやシワ、肌荒れなどの肌トラブルを防ぐ効果があります。

つくり方も簡単で、材料をフードプロセッサーにかけて丸めるだけ。
デーツの黒砂糖に似たコクのあるまろやかな甘味とナッツの香ばしさやココアのほろ苦さが特徴的で、数粒で満足感が高く、体にいいもの集めました！みたいなデザートなのに美味しいです。

義理チョコ、友チョコ、ご褒美チョコ、いろんなチョコがありますが、ぜひ、普段使いの自分のご褒美に作ってみてください。