食べる美容液!わかめとトマトの冷やしそうめん
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「ヘアケア」です。 調理時間の目安:10分
材料/1人分
乾燥わかめ | 大さじ2 |
そうめん | 1束 |
ツナ缶 | 1缶 |
トマト(小さめ) | 1個 |
白胡麻 | 小さじ1 |
レモン汁 | 大さじ1 |
自家製白だし(なければ4倍濃縮タイプの麺つゆでも可) | 大さじ2 |
冷水 | 100cc |
柚子胡椒 | 少々 |
※あれば、小ネギ、海苔など飾ってもよし。 |
■自家製白だし ※4倍濃縮麺つゆでも代用可能 | |
本みりん | 100cc |
薄口醤油 | 100cc |
鰹節 | 2パック |
■レンジで作る自家製白だしの作りかた
本みりんと薄口醤油を耐熱容器に入れてレンジ600Wで3分加熱。(沸騰して熱くなるので取り出す時注意してください。)
鰹節を入れて冷めるまで待ったらできあがり。
鰹節を入れたままでもOKですが、気になる場合は茶漉しなど使って取り除く。瓶に移し冷蔵庫で保存期間半年です。
作りかた
- 乾燥わかめを水を加えて戻し、水気を切る。トマトは薄い輪切りにする。ツナ缶は油を切らずに柚子胡椒を加えて混ぜておく。コップに水と氷を入れてキンキンに冷えた冷水を用意する。
- ここからはタイマーをセットし、ザルを用意してスピード勝負です!
鍋に湯を沸かし、沸騰したらそうめんを1分半茹でる。素早くザルにあげ、流水で洗ってしっかり水気を切る。 - 自家製白だし(なければ4倍濃縮麺つゆでも代用可能)、冷水、レモン汁を入れてつゆを作る。器にそうめんを入れ、輪切りトマト→わかめ→ツナ→胡麻の順で盛り付けて、つゆを注げば出来上がり。
ポイント
水気が残ってるとつゆが薄くなるので、そうめんとわかめの水気をしっかり水気を切るのがポイントです。
宮成先生のお料理コラム
わかめは「食べる美容液」
更年期になると気になる頭皮や髪のダメージ・抜け毛。さらに紫外線の厳しいこの時期、外からと中からのケアが欠かせません。
そんな時にお役立ちなのが乾燥わかめ。必要な時に水に浸せば、5分くらいで戻って加熱しないでも食べられるし、ミネラル豊富。水溶性食物繊維も豊富でお通じも良くなるし、髪にも肌にも腸にも良い超優秀美容食材。まさに食べる美容液。
今回のたっぷりわかめが食べられるサラダのような冷やしそうめんは、炭水化物オンリーにならず、切る野菜もトマトだけ。柚子胡椒を混ぜたツナがいいアクセントになります。鰹節とツナのダブル鰹節の旨味にさっぱりレモンの風味で、夏バテの時でも喉越しよく食べられるので、ぜひ作ってみてください。