セロトニンをケア-豚肉ともやしの塩レモン焼きそば
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「セロトニン(別名:幸せホルモン)」ケアです。 調理時間の目安:15分
材料/1人分
豚肉(肩ロースでも切り落としでも可) | 150g |
焼きそば麺 | 1玉 |
もやし | 1袋 |
パプリカ | 1/4個 |
レモン※ | 1/4個分 |
白だし | 大さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
塩・コショウ | 4振り |
黒コショウ | 少々 |
※レモンの代りに【レモン汁 小さじ2】でもOKです。
※パプリカはカットして冷凍でき、冷凍のまま調理できます。
作りかた
- もやしは流水で洗い、しっかり水気を切る。パプリカは千切りにする。レモンは半分に切る(絞って入れる用と添える用)。
焼きそば麺は半分に切りほぐしておく。豚肉はひと口大に切る。 - フライパンにごま油をひき、中火にかけてほぐした焼きそば麺をまんべんなく広げる。
焼きそば麺に焼き目がついたら端に寄せ、空けたスペースで豚肉を炒める。 - ここからはスピード勝負!
豚肉に火が通ったら、もやしとパプリカを入れて炒める。全体が混ざり、もやしに火が通ったら(炒めすぎ注意!)、塩・コショウを軽く振る。
白だしをまわしかけて全体に絡めたら、火を止めてレモンを絞る。 - 皿に盛ったら黒コショウを振り、残りのレモンを添えてできあがり。
レモンを絞って召し上がれ。
ポイント
先に麺をしっかり焼いて焼き目をつけることで、ベチャッとせずにお店のような仕上がりになります。焼き目のカリカリのところがまた美味しいです!
宮成先生のお料理コラム
豚肉で「幸せホルモン」をケア
ホルモンバランスの影響で、セロトニン(別名:幸せホルモン)は不足しやすくなることから、気分が沈んだり、イライラや不眠を感じやすくなります。
季節の変わり目は
セロトニンの材料になるトリプトファンや代謝を支えるビタミンB1は、豚肉にたっぷり!レモンの香りはリラックスを促し、黒コショウのスパイスが気持ちにスイッチを入れてくれます。焼きそば麺の炭水化物も、トリプトファンを脳に届けるための大事なサポート役です。さらに、もやし1袋(約100g)で1日分の淡色野菜の1/3が摂れるのもうれしいポイント。
やる気が起きない日や、気分をリセットしたいときに。さっと炒めるだけのこの一皿が、重い心もふわっと軽く整えてくれます。手間なし簡単・旬のレモン香るさっぱり焼きそばで、リフレッシュしてください。