夏バテ解消-ゴーヤと豚肉のニンニク梅味噌の蒸し焼きしゃぶサラダ
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは、「夏バテ解消」です。
調理時間の目安:15分
材料/1人分
豚肉スライス | 150g |
ゴーヤ | 1/8本 |
玉ねぎ | 1/2個 |
味噌 | 大さじ1 |
本みりん | 大さじ2 |
梅肉 | 小さじ1(大きめ1個) |
おろしニンニク | 小さじ1(2かけ) |
鰹節 | 1/2パック |
※あればラディッシュ。あった方が彩りが良くなります。
作りかた
- 玉ねぎとあればラディッシュをスライサーで薄切りにし、水に10分浸けて辛みをとる。
- 玉ねぎを浸けている間に、蒸ししゃぶを作る。ゴーヤはわたをとり、3mm幅の薄切りにする。味噌、みりん、梅肉、おろしニンニクを混ぜてタレを作る。
フライパンに、くしゃくしゃにして広げたクッキングシートを敷き、ゴーヤを広げる。ゴーヤの上に重ならないように豚肉を広げて乗せる。まんべんなくタレをかける。 - フライパンに蓋をして中火にかける。豚肉を蒸し焼きにしている間に、玉ねぎの水気を切っておく。(水気を切ったらザルを斜めに傾けて置いておく)
- 豚肉が白くなり、火が通ったら火を止める。皿の上にクッキングシートごとスライドさせて移し、しっかり水気を切った玉ねぎスライスを乗せて鰹節をかけてできあがり。
食べる時は豪快に混ぜて食べてください。
ポイント
蒸し焼きなので、豚肉にすぐに火が通り柔らかく仕上がります。
ゴーヤも火の通りをよくするために、豚肉に合わせて薄切りにしてください。
分厚いとゴーヤに火が通らずに、苦くなってしまいます。
宮成先生のお料理コラム
夏バテにはゴーヤ&豚の組み合わせ
厳しい暑さが続く夏、皆様いかがお過ごしでしょうか。食欲不振という、体からのお便りが届いている方もいらっしゃるかもしれません。そんなあなたに、我が家の定番「にんにく梅味噌タレ」を使った一品をご紹介します。
まずはゴーヤ。独特の苦みには、胃液を刺激する成分を含み、沈んだ食欲にカチッとスイッチを入れてくれる働きがあります。さらにビタミンCも豊富で、しかも熱に強い!ぜひとも取り入れたい夏野菜の1つです。
豚肉のビタミンB1は疲れた体に効きます。そこにニンニクのパンチと、梅肉のサッパリした酸味。こちらも食欲を刺激してくれます。
油を使わない蒸ししゃぶですから、とってもヘルシー。しかも、台所に立つのが億劫な夏でも、あっという間に完成します。
暑い夏はこのレシピで、元気に乗り切ってください。