生理痛ケアのためのアロマ-カモミールローマン
アロマの香りで、ひとときの癒しを。
アロマセラピスト 園田真紀先生が綴るコラム「アロマで深呼吸」。
不調やお悩み・暮らしに寄り添ったオススメのアロマをご紹介しています。
今回は、生理痛ケアのためのアロマ「カモミールローマン」のおはなしです。
生理痛は身体からの大切なサイン

毎月やってくる生理の痛み。忙しさでつい「いつものことだから」と流してしまい、痛みに付き合うのが当たり前になってはいませんか?
実は生理痛はあなたの身体が送る大切なサインの一つです。
血流の滞り、慢性的なストレス、甘いものの取りすぎ、油との関係、カフェイン、そして睡眠など、いろいろな日々の積み重ねが、痛みを左右していることもあります。
冷え対策や食生活を見直すことで、生理痛は改善が見込めます。お薬だけに頼って解決したり我慢したりせずに、まずは「痛みのサイン」に向き合ってみることから始めましょう。
【ご注意】日常生活を妨げるような強い痛みや違和感がある時には、念のため、病院を受診しましょう。
月経周期にアロマテラピーが深く関わるメカニズム
アロマテラピーの香りは、0.2秒で脳に届くと言われています。
様々な行動や思考、体の内側を支配する「脳」。アロマテラピーはその脳に働きかけることで、リラックスしながら脳の働きの様々なところでのバランスを取るように作用してくれます。
精油は鼻から香りとして入ってくると、記憶や情動を支配するところを通り、ホルモンバランスや自律神経のバランスをとっている 「脳の大切な場所」まで届きます。
女性ホルモンに作用する精油や、自律神経のバランスをとってくれる精油などは、この経路を辿ることで、月経期間に揺れ動く女性のこころとカラダを穏やかにサポートしてくれるのです。
生理痛にお勧めのアロマ-カモミールローマン

生理の不調を緩和してくれる精油には、クラリセージやラベンダー、ゼラニウム、イランイランなどがあります。特に「痛みを和らげる」目的でお勧めしたいのがカモミールローマンです。
カモミールローマンの香りはジャーマンより優しく、青いリンゴのような香りと例えられ、甘くフルーティーな香りなのに鼻の奥までスーッと入ってくるような感覚になります。
カモミールローマンに期待できる作用には、次の2つがあります。
1.生理痛の根本的な原因に働きかける
優しい香りは心を緩めると共に、筋肉の硬さや緊張を緩める作用があります。これにより滞っていた血流を取り戻すことで、痛みの原因を緩めてくれます。
2.こころをサポートする
特に生理痛が気持ちの部分で負担になっている方(落ち込む・イライラする・やる気がなくなる)に、心を緩めるお手伝いをしてくれます。
カモミールローマンは他の精油よりも少し高価なものにはなりますが、ラベンダーとブレンドすることで使いやすく、生理痛で悩んでいる方にとって心強い味方になってくれることでしょう。
生理痛にお勧め-カモミールローマンの使い方
急な痛みや重い不快感に-下腹部マッサージ&ホットパック
材料
●ホホバオイル 約5ml
●カモミールローマン 1滴
●ラベンダー 1滴
使い方
1.各材料をよく混ぜ合わせて、下腹部や腰に優しく塗り広げます。
2.火傷に気をつけながら、湯たんぽやホットタオルなどで下腹部を温めていくことで、吸収が早まります。
ジワジワくる鈍い痛みや不快感に-生理開始前からのカモミール入浴

材料
●無水エタノール 5ml
●カモミールロマン 3滴
使い方
各材料をよく混ぜ合わせ、浴槽に入れて香りと共にゆっくり温まりましょう。
(エプソムソルトを足すことで温浴効果が高まります)















