更年期太りが気になる方に。高野豆腐の卵とじ
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「更年期のダイエット」です。 調理時間の目安:10分
材料/2人分
高野豆腐1/4カット | 4個 |
水 | 200cc |
カニカマ | 2本 |
卵 | 1パック |
鰹節(または出汁パック) | 1パック |
醤油 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/4(2つまみ) |
本みりん | 大さじ3 |
三つ葉(ネギや大葉でも可) | 少々 |
水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1に大さじ1の水を入れて溶かす) |
作りかた
- 鍋にたっぷりの水を入れて沸かし、沸騰したら火を止めて、高野豆腐を入れ、蓋をして4分熱湯で戻す。※高野豆腐が3倍くらいに膨らみます。
- 4分経ったら、蓋をずらしつつ、高野豆腐が壊れないようにそーっと優しくお湯を全部切る。※お湯はしっかり切ってください。
- お湯を切った鍋に水200cc、醤油小さじ1、みりん大さじ3、ほぐしたカニカマ、鰹節を入れて火にかける。沸騰したら弱火にして5分煮る。
※煮汁を入れて沸騰してくると高野豆腐が少し縮んできます。塩気が入ると崩れなくなります。(出汁パックを使った場合はここで取り出してください。) - 煮汁をかき混ぜながら水溶き片栗粉を流し入れとろみがついたら、卵をといて回し入れる。皿に盛り、三つ葉をかざってできあがり。
冷やして食べるとしっとり。暖かいまま食べるとふわふわです!
※溶き卵は穴あきお玉を使って注ぎ入れると綺麗なかき玉になります。
ポイント
熱湯で戻すことでふわふわしっとり食感になります。4分以上熱湯に浸けてると柔らかくなり過ぎて木っ端微塵に砕けます。ポイントは戻し方。熱湯で戻す!と4分計る!です!
宮成先生のお料理コラム
高野豆腐には更年期に必要な成分が豊富
40代半ばを過ぎて代謝も落ちてだんだん痩せにくくなってきましたが、ここ3ヶ月ほどコンスタントに1kgずつくらい落ちています。
高野豆腐は、更年期に必要なタンパク質やカルシウムが豊富で腹持ちがよく、ダイエットにおすすめな食材ですが、パサパサでスポンジみたいというイメージありませんか?
そんな方にぜひ作ってほしい高野豆腐の卵とじ。ポイントは戻し方で、箱の裏に書いてる作り方とは真逆に、熱湯で戻してから後から味付けすると、滑らかでふわふわな高野豆腐になります。
特に暑い夏は冷やして食べるのが最高で、しっとりとした食感の高野豆腐からじゅわんと美味しいおつゆが広がります。腹持ちも良く、食物繊維も多い神食材。味付け面倒くさいなー、失敗したら嫌だなーという場合は、付属のお汁を使ってみてください。高野豆腐のイメージ変わりますよー!