更年期世代のサプリメントおすすめの成分、選び方について

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更年期サプリおすすめの成分

プラセンタ

プラセンタとは「胎盤」のことで、中国では紫河車（しかしゃ）と呼ばれ、漢方薬としての歴史が古く、不老長寿の薬として使っていました。

プラセンタは健康食品や化粧品の成分として豚や馬などの動物の胎盤から抽出されることが多いですが、ヒトの胎盤から抽出されたヒトプラセンタは、プラセンタ療法として更年期障害や肝疾患、乳汁分泌不全の治療薬として厚生労働省から認可されています。

具体的には、プラセンタ注射薬として「メルスモン」と「ラエンネック」があり、更年期障害での治療の場合、年齢が45歳～59歳の女性の方については保険適応になります。
美容目的でのプラセンタ療法は自費診療となります。

【プラセンタのさまざまな薬理作用】

• 更年期障害
• 免疫賦活作用：病気に対する抵抗力を高める
• 活性酸素除去作用：活性酸素を除去し、老化を防ぐ
• 強肝・解毒作用：肝臓の働きを強化する
• 妊婦の乳汁分泌促進作用：妊婦の乳汁分泌を促進する
• 抗アレルギー作用：アレルギーを抑える
• 疲労回復作用：疲労の回復を促す
• 美肌促進作用：シミ、シワ、ニキビを抑え、美白を促す
• 男性の更年期障害様症状や薄毛

参考文献 著者：吉田健太郎「プラセンタ療法と総合医療」2006年2月1日発行

プラセンタは注射だけではなく、健康食品でインナーケアとして取り入れることもできます。
プラセンタ自体に豊富な栄養素が含まれていて、美容と健康をサポートしてくれます。

エクオール

プラセンタは女性ホルモンを整えると言われていますが、女性ホルモンを働きを補うと言われているのがエクオール。
エクオールとは、は「女性ホルモンと似た働きをする」大豆由来のイソフラボンを摂取した時に、腸内細菌によって変化し生まれる成分のこと。（※女性ホルモンそのものではありません。）
女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た働きをします。

女性のバランスが乱れ始める40代からの女性のと心と体、健康の変化を和らげる効果が期待されています。

このエクオール、更年期などの女性バランスのためにはとてもいい成分なのですが、残念なことにエクオールを生み出す腸内細菌はすべての人の腸の中にいるわけではありません。自分の体内でエクオールを作ることが出来るのは日本人だと2人に1人なのだそうです。
ということは、二分の一の女性は大豆イソフラボンをを摂取しても、体内でエクオールを作ることができないということなんです。

近年の研究では体内にエクオールが少ない人ほど、更年期に辛い症状が起きやすく、重いということが分かってきました。

エクオールは女性のバランスの安定をサポートするだけでなく、肌機能や内臓機能にも役立つことが分かってきており、期待が高まる成分となっています。

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チェストベリー

チェストベリーは、地中海沿岸や西アジアに自生する落葉低木・チェストツリーの果実で、ギリシャ・ローマ時代から「女性のためのハーブ」としてさまざまな婦人科疾患の治療に伝統的に使われてきた西洋ハーブです。

チェストベリーは女性ホルモンのバランスを整え、月経痛や月経不順、月経過多、更年期障害などを改善、月経前症候群(PMS)の症状を緩和してくれると言われています。

高麗人参

肌や心身の不調をサポートする高麗人参は、古代より中国、朝鮮半島など東北アジアやロシア沿海州などに自生する植物です。古くから食されていて「美しさを保つ」と言われています。
高麗人参にはサポニンが豊富に含まれており、サポニンの持つさまざまな効果が、身体的、精神的な健康にパワーを発揮します。

マカ

マカは南米ペルーのアンデス高地で育つ根菜です。過酷な環境で育つマカは栄養価が高いのが特徴で、タンパクのもととなる必須アミノ酸や、成長ホルモンの分泌を促すアルギニンが豊富です。
男性の活力としてのイメージがありますが、女性にもおすすめです。

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