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更年期世代のシミ・シワ・乾燥の原因、スキンケアについて

更年期のスキンケア

このご相談にお答えした人

CoCoRo代表石井

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CoCoRo代表 石井理夏(いしいあやか)
*女性ホルモンバランスプランナー®
*サプリメントアドバイザー

一生を通じてホルモンに左右される女性のココロとカラダ。

さまざまなライフステージで起こる女性ならではの変化や、素朴な疑問・質問などにお答えしています。

今回は、シミ・シワ・乾燥が目立つようになったという51才のお客様からご相談をいただきました。

ここ数年でシミ・シワ・乾燥、が特に目立つようになりました。
更年期だから仕方ないと半ば諦めているところもありますが、更年期世代に合ったスキンケアがあれば教えてください。

女性ホルモンの変化が大きくなるプレ更年期・更年期では、シミ・シワ・乾燥などの肌トラブルが起りやすくなってきます。

では、更年期特有の肌トラブルとセルフケアについてお話いたしますね。

更年期世代の美しさをサポートするのはこちら

更年期のシミ・シワ・乾燥、その原因は?

更年期になると、皮膚そのものの老化だけでなく、女性ホルモンであるエストロゲンの減少によって、シミ・シワ・乾燥といった肌トラブルが起こります。
その主な原因は、次の2つです。

コラーゲンの減少

女性ホルモンのエストロゲンには、肌内部のコラーゲンの生成を促進して、肌のハリやツヤ・潤いを保つ働きがあり、別名「美肌ホルモン」ともいわれています。

エストロゲンが減少することで、肌を構成しているコラーゲンの量が減少し、ハリやツヤが失われます。

さらに、肌の潤いを保つ脂肪や水分を補給する皮脂腺の働きも低下することから、シワや乾燥が生じます

メラニン色素の増加

加齢に伴うエストロゲンの減少は、メラニン色素とも関係があり、シミ・くすみ・黒ずみの原因にもなっています。

エストロゲンが減少すると脳の視床下部がこれを察知し、エストロゲンを増やすために「性腺刺激ホルモン」を分泌します。
この性腺刺激ホルモンは「メラノサイト刺激ホルモン」にも影響を与えてしまうため、メラニン色素を活性化する指令が出てしまいます。

メラニン色素は紫外線によって増加し、シミ・くすみの原因になるということは、一般的にも知られていますね。

けれども、メラニン色素は紫外線だけでなく、エストロゲンの減少によっても活性化してしまうことから、紫外線対策を怠っていなくても更年期世代では、シミ・くすみが目立つようになってしまうのです。

その他、女性ホルモンや肌のしくみについては、下記の読みものも参考にされてみてくださいね。

読みもの:女性ホルモンのはなし >>

読みもの:お肌のはなし >>

更年期のシミ・シワ・乾燥をセルフケアしましょう

更年期世代の肌には、生活環境が大きく影響します。
特に肌の老化を進めてしまう「乾燥」と「紫外線」の2大要因については、日頃からのセルフケアが大切です。

スキンケアは保湿から

スキンケアをする女性の手
美容液を使う女性の手

肌の潤い成分は洗顔によって、ある程度が溶け出します。そのため、洗顔後は流れ出た保湿成分を補うための保湿ケアが重要です。

保湿ケアのタイミングは、洗顔後の肌が水分で潤っているうちに行うことがポイント。洗顔後につけた化粧水が肌に十分染み込んだら、乳液や美容液、クリームなどでケアします。
ただし、過剰な油分は肌トラブルのもととなります。クリームを使用する場合は、たっぷりとは使わずに薄く塗るようにしましょう。

その他、更年期世代のスキンケアには、シワや美白に効く成分を配合した化粧品もおすすめです。

更年期世代の美しさをサポート

紫外線から肌を守りましょう

汗をふく女性
日傘で紫外線対策をする女性

紫外線は肌のシミ・シワの原因となる活性酸素をつくるだけでなく、シミ・くすみの原因となるメラニンの合成を促進させます。

外出時には、日傘や帽子・サングラスなどでの紫外線対策を。ファンデーションなどの化粧品にも、紫外線を予防する効果があるものを選びたいですね。
紫外線は曇りや雨の日でも降り注いでいますから、お天気の状況にかかわらず、日頃からの紫外線対策を心がけましょう。

さらに、シワの原因となるUV-A(紫外線A波)は、窓ガラスを通して屋内へも届いています。屋内の窓際では紫外線を予防するカーテンを使用するなど、屋内の紫外線対策も見直してみましょう。

ビタミンCを摂りましょう

ビタミンCのレモン
ビタミンCのレモン

エストロゲンの減少によって、肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期も低下します。そのため、古い角質が垢として排出される機会が減り、シミやくすみの原因となります。

シミやくすみを作らないためには、ターンオーバーを高めて、細胞の酸化を防ぐことが大切です。

そこで肌の味方ビタミンCの出番です。
ビタミンCには、ターンオーバーの周期を正常に導く働きがあることから、古い角質が排出されて、新しい肌が生成される機会が増えます。

また、ビタミンCにはシミ・くすみの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きや、すでにできてしまったシミを薄くする働きがあります。

さらにビタミンCには、コラーゲンの生成を助ける働きがあることから、ハリ・ツヤを保ち肌の健康を支えてくれます。

これらのビタミンCの働きをみてみると、更年期世代の肌にとって、ビタミンCは最適な成分といえるかもしれませんね。
日頃の食生活を見直したり、サプリメントなどを上手く活用して、ビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。

心の健康を保ちましょう

自律神経を整えて元気に過ごす女性
運動する女性

様々な肌の対策を行っていても、体の内面が健康でなければ、健康的な肌に導くことはできません。ストレスや不規則な生活は、肌の天敵です。

良質な睡眠を十分にとって、バランスの良い食生活を心がけましょう。

ストレス解消のために、軽い運動をしたりアロマを使うなど、一日の中でもリラックスできる時間を持ちたいですね。

更年期の肌トラブルは、加齢にともなうエストロゲンの減少が関係していることから、予防するのは難しいかもしれません。

けれども、セルフケアに取り組まないでいると、ますます肌の衰えは進むばかりです。

今日からできるセルフケアで、健康的な肌を保っていきたいですね。

参考文献
・著者:対馬ルリ子「プレ更年期から始めよう」2007年11月21日発行
・監修:堀口雅子「最新版 更年期障害これで安心」2009年8月11日発行

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